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その頃こんなことを考えていた(保育の4原則2006年5月)

-白梅学園大学大学院・特任教授無藤隆先生のFace Book拾い読み

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その頃こんなことを考えていた(保育の4原則2006年5月)

(保育の4原則とは下記にあるもの。多分、その頃、何かに書いたのでしょう。その後、4原則という言い方は使っていませんが、まあ今も似たように考えていますし、通用しそうです。)

保育の4原則の展開に向けて:教材への関わりとして

日本保育学会第59回大会(浅井学園大学)
2006年5月21日
自主シンポジウム「保育学研究における質的アプローチの有用性(3)「保育の4原則」にみる実践と理論の往還」

1.4原則をいかに展開するか
教材への関わりの姿で検討する
各原則を十分に発揮させていく
原則の各々での発達的流れをとらえる
環境性から教材化へ
多様性から構造化へ
一体性から気付きへ
表現性から振り返りへ

2.4つの原則の間の相互的なつながりを作る
環境性と多様性のつながり
(環境の構成から進める)
一体性と表現性のつながり
(行為の構成から進める)
環境・多様と一体・表現の相互的関係へ

3.各原則のよりよき発揮へ
1)環境性の発展
いろいろなものを配置する
関わりの自由度を大きくする
発見し作り出す子どもの活動を可能にする
園におけるいくつかの空間の構成へと進める

2)多様性の発展
対象の潜在的行為可能性を探索する
対象と道具を組み合わせる
ものと場との関係を作り出す
子どもの作り出すものからの発展を進める

3)一体性の発展
感情から感性のこまやかさを作り出す
感情の深さを育てる
身体的動きの細部を分節化する
活動のまとまりとその流動的発展を可能にする

4)表現性の発展
感じたことをその場で表し、共鳴する
表現の技法の面白さを感じ取らせる
表現を振り返りと目当ての形成に広げる
事柄の記述と遂行を詳細で構造的な表現物として表す

4.ボトムアップの教材分析
子どもの実際の動きから教材の可能性をとらえる
関わり方の流れを取り出す
教材の関わり方の探索から安定した経路を取り出す
大きな発達的道筋に位置づける