>  > 保育の質とは質を上げる方向に踏み出すこと

サービス二ュースService News

一覧へ戻る
NEW!!

保育の質とは質を上げる方向に踏み出すこと

-白梅学園大学大学院・特任教授無藤隆先生のFace Book拾い読み

画像1

保育の質とは質を上げる方向に踏み出すこと。

今回の要領・指針の最大のポイントは、プロセスの質を上げることを目指すということです。
それは、優れた実践知に学ぶことにより可能になりますが、その始まりは難しくない。
一つは、資質・能力と幼児期の終わりまでに育ってほしい姿を踏まえて、それが現れるような保育活動を進めることです。
第二は、そのために簡単な記録を元にその方向へと改善を進めるサイクルを作り出すことです。

資質・能力とは、気付いたり、できるようになったり、試したり、工夫したり、粘り強く取り組んだりする様子を増やすことです。10の姿とは、保育活動を見直して、いくつかの姿が同時に当てはまることを見いだして、子どもの育ち・学びを見いだして、次にそれがもっと出てくるように、手立てを考えることです。
そのサイクルとは、保育を見直す時間を15分で良いので、日々取って、資質・能力と10の姿を適用して、発展する次のことを考えるようにすることです。

それ以上細かいことは各々の園で各々の保育者が考えればよいのですが、上記を考えると、自ずと、それらの理念が生きるし、さらに、子どもが安心していられ、保育者と応答的な関係が基本になることが見えてきます。資質・能力とか10の姿の実現を多少とも進めることの中にそれらは含まれるからです。

大事なことは一歩踏み出すこと。それはどんな園でもどんな初心者でもできます。優良な保育とか園はそれが膨大に行われているでしょうが、そこに向かっていくとはその一歩です。それは一日の一つの場面での保育の工夫であり、それを可能にする保育者のゆとりです。その工夫が(何度も書きますが)気付き、工夫し、粘り強く取り組む姿勢を促すことに他なりません。