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絵本の読み聞かせ、基本のき

-白梅学園大学大学院・特任教授無藤隆先生のFace Book拾い読み

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絵本の読み聞かせ、基本のき。

若い保育者を見て、絵本をクラスで読んでいたりする場面で、あまり絵本の読み聞かせの練習をする機会がないのかと思うことが時々あります。
読み聞かせの基本中の基本の当たり前のこと。(といっても、多分、異論があるところはあるかもしれません。また年齢で変わるところはあるが。なお、小学校1年生の場合もこういうやり方から始めるのがよいと思う。)

絵本を子どもに向けて子どもをできる限り絵本の前に寄せる。
前もって絵本を読んでおき、ある程度、筋や言葉を頭に入れておく。
絵本の横にちょっと離れて保育者の顔が来る。(どのくらいの距離がいいかは流儀があるようだが、多分、どれでもよい。私は紙芝居でも顔が見えた方が良いと思っている。)
保育者の視線は絵本の文字だけでなく、その当該の台詞のときはその人物の顔を見るとかする。
時々、子どもたちを見回す。
意識して遅いスピードで読む。適宜、ポーズを開ける。台詞の人物が変わるときは特にそうする。そうすれば、声色はほぼ不要。
ページめくりはゆっくりと行う。
物語絵本は、その中に子どもが入り込んでいくので、注釈は不要。図鑑などはやりとりがあってよい。原則は保育者の言葉は惜しむこと(余計なことを言わない)。

(なお、絵本の読み聞かせでは、家庭の場合、親が子どもに読むとき、姿勢・視線が並行して(例えばともにベッドに寝て、あるいは膝に乗せて)読むことが多いだろう。園での集団での読み聞かせは本来の絵本の使い方とは異なる独自の実践的工夫からできている。家庭でのあり方とは別に検討するべきことが多い。)