>  > 幼児教育における資質・能力と生活科教育とのつながりと違い・・・

サービス二ュースService News

一覧へ戻る
NEW!!

幼児教育における資質・能力と生活科教育とのつながりと違い・・・

-白梅学園大学大学院・特任教授無藤隆先生のFace Book拾い読み

画像1

幼児教育における資質・能力と生活科教育とのつながりと違い、特に気付きとできるようになること。

資質・能力の第一の柱である知識・技能について、幼児教育でも生活科教育でも「知識・技能の基礎」としてある。気付いていく、また出来るようになっていく過程を重視するからである。
とはいえ、多少の違いもある。
幼児教育では、感じ、気付き、分かり、出来るようになることはそれぞれ別ではなく、互いにつながり合いながら、育っていく。実際、何かをやりながら、出来るようになり、それが気付きをもたらすのであろうし、その気付きは言語的なものがあるが、それ以上にそういった関わりの振る舞いのあり方に現れるものであろう。
生活科では、気付きはそれとして対象化され、言語化されやすいものとして捉えている。気付きがより自覚的・言語的・自律的なのである。習慣・技能も気付きと関連するであろうが、別個の過程として身に付けられるとしている。
別に言い換えれば、幼児教育の気付きは実は気付くことという動詞として表現され、生活科の気付きは気付きとしての名詞形として表現される。それは上のような発達的違いがあるからであり、それは各々の教育の方法の違いと密接に結びついている。

教育要領・保育指針での資質・能力の記述。
(1) 豊かな体験を通じて,感じたり,気付いたり,分かったり,できるようになったりする「知識及び技能の基礎」

生活科・解説書から
資質・能力の「知識・技能の基礎」
(1)「知識及び技能の基礎」に関する目標
教科目標の(1)は,育成を目指す資質・能力の柱のうち「知識及び技能の基礎」に関して示したものである。生活科における「知識及び技能の基礎」としては,活動や体験の過程において,自分自身,身近な人々,社会及び自然やそれらの関わり等についての気付きが生まれることが考えられる。生活科における気付きは,諸感覚を通して自覚された個別の事実であるとともに,それらが相互に関連付けられたり,既存の経験などと組み合わされたりして,各教科等の学習や実生活の
中で生きて働くものとなることを目指している。また,このような過程において,生活上必要な習慣や技能も活用されるものとして身に付けることを目指している