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遊びとは、好奇心とは・・・

-白梅学園大学大学院・特任教授無藤隆先生のFace Book拾い読み

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遊びとは、好奇心とは。

遊び
遊びとは何かという十全な定義はない。「あれが遊びだ」と指し示すことは可能であろうが、それも人により示す現象が異なることもある。むしろ家族的類似性によりつながった一連の現象であり経験であり、遊びと遊びでないものは連続的である。遊びを行動で示すと、機能的、象徴的、ゲームと分けられる(ピアジェによる)。内的属性として分けると、内発的動機づけ、目的より手段への注目、遊びと探索の区別、道具的行動との対比、外的ルールからの自由、能動的関わりなどが挙げられる。文脈としては、馴染み、自由選択、最小限の大人(管理者)からの干渉、ストレスがないことなどがある。それらの特徴の多くを満たしている活動はより遊び的と見なされる。核となる特徴を捉えるとすると、自発的、くつろぐ、すぐには機能的でない、行動が繰り返され、誇張され、断片化、非連続的である、などである。

好奇心
好奇心とは、周りの環境を探索し、そこから情報を得て、理解可能にしていく動機づけである。探索行動と情報・知識を得るという関連する二つの面からなる。好奇心があることにより、理解に至ることが肯定的感情を伴い、喜びと結びつく。同時に、不確実なことによる不快感を減らす。第1の理論は不確実さという不快感を減らすということを好奇心とする。第2の理論は分かっていることによる確実さと分からないという不確実さのバランスの状態を求めるというものである。第3の理論は人は意味づけを行うことに動機づけられ、それは不確実を確実に変えると同時に、新たな不確実さを作り出すプロセスだとする。古典的な動因説からこのように活動の過程へと注目することにより、好奇心について、人間の知的活動と情動的なあり方の統合的な把握に位置づけることに発展した。