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カリキュラムは保育を自由にする

-白梅学園大学大学院・特任教授無藤隆先生のFace Book拾い読み

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カリキュラムは保育を自由にする。

(保育・幼児教育についてのカリキュラムというものの誤解が横行しているようであるが。)
カリキュラムとは、「全体的な計画」で大まかな育ちの方向性を5つの領域(および資質・能力や10の姿ないしそれに類したもの)などを参照しつつ、子どもが育っていく大きな方向性を明示する。それは数か月単位ないしそれ以上の長い目での育ちの有り様を意識するためである。

「指導計画」とは、子どものしていることの面白さに寄り添い、それをさらに発揮できるようにするための、環境の用意や働きかけを意味する。

子どもの活動を振り返り、全体的な計画との関連に配慮しながら、次の子どもの活動の発展を予測し、そこに多少とも誘導を入れようとするのが、指導計画の修正である。もっとおもしろく、もっと意味あるように、そしてもっと全員が参加できるように、もっていけないかと考えるのである。

短く言えば、全体的な計画で大まかな発展の方向性を意識しつつ、短期的な指導計画では子どものしていることの面白さへの保育者の共感をベースに、自らの直感を信じて、目一杯広がるようにしていく。

だから、カリキュラムがあることで、保育者は思いきって、楽しいこと、おもしろいこと、素敵なこと、共感することをできる限り大勢の子どもにそして明日・来週と広げれば良いのである。自分のセンスを信じること。それが指導計画の核だ。

そしてたまには、それが迷走しないように、全体的な計画で数週間程度のところを見直して、発展の広がりを子どもの成長の大きな流れに結びつけるのである。