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保育士の待遇改善徐々に キャリアップ制度の浸透に期待

-保育士・幼稚園教諭向け転職支援サイト「保育士バンク!」がアンケート調査

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今回、保育士・幼稚園教諭向け転職支援サイト「保育士バンク!」は、保育士の待遇に関する実態把握をするため、「保育士バンク!」に登録する保育士を対象にアンケートを実施した。
保育士97人から回答があり結果をまとめた。

昨今の保育需要の高まりや慢性的な保育士不足の状況を受け、保育士の処遇改善は進んでいるのか?

厚生労働省は、平成29年4月に保育士の待遇向上と専門性の強化に向けて保育士等キャリアアップ研修とそのガイドラインを定めた。キャリアアップ研修は、受講をすることで、新たに設置された役職(副主任保育士/専門リーダー/職務分野別リーダー)にキャリアアップできる制度で、従来は「主任」「園長」等しか役職が設けられていなかったために昇級が難しい環境が多くあったが、研修を活用することで一定のキャリアを積んだ若手・中堅層が昇格しやすくなった。

そこで「保育士バンク!」では保育士の待遇状況や、導入から2年が経った「保育士等キャリアアップ研修」の浸透状況について、調査を実施した。

「受講予定」も含めると、「保育士等キャリアアップ制度」を活用している保育士が半数を超えたが、必要な研修を修了して役職に就いた保育士は7%に止まり、制度の浸透には至っていないという結果がでた。

「受講予定はない」と答えた人の理由として「非正規のため」や「知らなかった」などが多かった中、「園として、研修を認めておらず休みがとれない」(山口県・37歳・女性・保育士)「受講時間を設けられれば行ける」(愛知県・24歳・女性・保育士)など、一部で制度の活用ができていない職場がある状況も浮き彫りになった。

保育士不足の背景のひとつとして取り上げられることが多い給与水準。
保育士不足を背景に保育士の給与は相対的に上がっている傾向にあり、給与の底上げに研修修了による昇任が加われば更に待遇が改善されます。保育士の仕事を離れ、キャリアが中断した場合でも研修を修了していれば専門性が認められます。職場復帰の際に優位な条件を得る事ができ、潜在保育士の復職支援策としても期待がよせられます。
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【調査概要】
調査対象:「保育士バンク!」登録の保育士
調査期間:2019年5月22日~27日
調査手法:インターネット調査
有効回答数:97人
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