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子どもが運営する仮想の「まち」で158名の子どもが社会を体験学習

-公募により集まった25名の小学生による「子どもスタッフ」により運営

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浦和大学・浦和大学短期大学部(所在地:埼玉県さいたま市、以下「浦和大学」)は、2018年9月23日(日)に、子どもがつくる仮想の「まち」を子どもの住民が体験するイベント「第2回 ミニ緑区」を、浦和大学 多目的ホールにて開催した。

当日は、158名の緑区の子どもたちが参加。舞台となる架空の「まち」は、公募により集まった25名の小学生による「子どもスタッフ」により、5回にわたる「まち会議」を通してつくられた。
お店のラインナップや通貨の単位、お店の商品や看板、テーマソングなどもすべて「子どもスタッフ」が主体となり考え準備を行い、イベント当日は、「子どもスタッフ」が店長などを務め、運営する「まち」に、約130名の子どもたちを「住民」として招待。「子どもスタッフ」は「まち」の運営を行うことで、「住民」たちは「まち」で仕事を探し、働き、お給料を貰い、そのお金で商品の購入やサービスをすることで、子どもたちに、社会参画について体験を通して学んでいただいた。


<参加者の感想>
■子どもスタッフ(小学5年生・女子/インフォメーションスタッフ)
“まちの中で迷っている子どもの案内や、忘れ物のアナウンスをした。
まち会議の準備から参加できてとても楽しかった。また来年も参加したい”

■子どもスタッフ(小学4年生・男子/TV局スタッフ)
“ビデオカメラを使って、お店の宣伝をしたことが楽しかった。
TV局の仕事のほかにも、映画を撮影し映画館でみんなに見てもらえたことは嬉しかった”

■住民(小学2年生・男子)
“映画館とまんが宿の受付のお仕事をした。お給料は、おばけやしきや花屋さんでつかった。
仕事のやりかたをスタッフの人がやさしく教えてくれて嬉しかった”

■住民(小学2年生・女子)
“カフェでアルバイトをした。クッキートッピングは他の子たちと一緒にできて楽しかった。
とても忙しかったので、お店で働く人の気持ちが分かって良かった”

▼主催側である浦和大学 こども学部学校教育学科長 出口雅生は、今回のイベントについて、以下の通りコメントしています。
“今回、本学の学生・教員は、「大人スタッフ」として運営のサポートを行いました。子どもたちの声をよく聞き、「ダメ」という言葉や否定的な表現は用いず、「提案」という形で子どもたちとコミュニケーションをとることを大切にしてきました。子どもの主体性を尊重するためには、どう接し、どういう声かけがいいのか?ということを、実際に子どもに触れながら考え実行することは、学生にとって非常によい勉強になったと思います。「子どもがつくるまち」事業は、子どもの主体性を養うことができるよいプログラムです。浦和大学の近隣に住む子どもたち、その保護者、学校教育関係の方々とのつながり作りのきっかけと、大学生への教育活動の2点がおおきな意義だと感じます。子どもたちからは「お金の大切さを知った」「思ったよりも忙しかった」などの感想があり、子どもたちに社会の仕組みについて知ってもらう良いチャンスになっていると思われます。こういった取組みを通し、多くの子どもたちに「やりたいこと」を考え、それに挑戦することの楽しさを知ってほしいですし、そのために必要な教育とはどういうものなのか?学生と一緒に私たちも改めて見つめなおしていきたいと思います”

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<「ミニ緑区」とは>
子どもたちが主役となり、子どもたちが考えた仮想のまちをつくり、そのまちで働き、お金を稼ぎ、それを使って遊ぶという体験イベント。このイベントは、さいたま市が行う「子どもがつくるまち事業」の一環で、8年目となり、全国初の「区」単位でスタート。緑区については、今回2回目の開催で、さいたま市”初”の大学主催として、浦和大学が運営を行tった。

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