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世界初の赤ちゃんが選んだ“ほんとうに好きな絵本” とは・・・

-あかちゃんって、何が好きなのかな? 何を考えているのかな?

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『あかちゃんが選んだあかちゃんのための絵本』シリーズ3点が、3月8日の日本テレビ系「スッキリ」にて紹介され、同日のAmazon総合1位から3位を独占をした。
シリーズ累計部数は9万部を突破。全国書店でも完売が続出するなど大きな注目を集めている。

あかちゃんって、何が好きなのかな? 何を考えているのかな?
よし、あかちゃんにきいてみよう! こうして生まれた絵本。

・制作者コメント
「あかちゃんの好きなイラストを使いました」という絵本はすでにたくさんあります。しかし、東京大学あかちゃんラボの開一夫教授はそのほとんどが研究者にコメントを貰っただけのもので、「あかちゃんが本当に好きかどうかは分からない」と言います。あかちゃんが何を考えているのかを実際に聞いてみて、それをもとに本当にあかちゃんが好きな絵本を制作することにしました。そうはいっても、言葉をしゃべることができないあかちゃんが何を考えているかを知るためには、さまざまな工夫が必要でした。東京大学あかちゃんラボとの共同研究をすすめ、2年がかりの実験の末、ついに3冊の絵本が完成。

◆審査員はあかちゃん! 実験データをもとに制作した絵本です
「東京大学 あかちゃんラボ」と連携し、絵本イラストコンペティションを開催。4名のイラストレーターにイラストを依頼し、東京大学 開一夫研究室で、赤ちゃんにイラストを見せる実験を実施。選択注視法(長く見たほうが勝ち!)により、イラストを決定。

Amazon「本」売れ筋ランキング総合1位
あかちゃんの⽬をくぎづけにしたのはこの絵でした
『もいもい』(作 市原 淳)
さまざまな実験を行っているなかで、あかちゃんの視線をくぎづけにして離さないイラストが見つかりました。注
目度は他の倍以上!泣く子も見つめる圧倒的な注目度の絵本です。


Amazon「本」売れ筋ランキング総合2位
あかちゃんの⼤好きな絵はおかあさんと逆でした
『うるしー』(作 ロロン)
あかちゃんによる投票(選択注視法)で選ばれた一番人気のキャラクターはお父さん・お母さんの投票とはまったく逆のものでした!見習い手品師うるしーが帽子からいろんなものを取り出します。一番最後に取り出したのはなんと!?意外性が楽しい絵本。

Amazon「本」売れ筋ランキング総合3位
あかちゃんに⾔葉のイメージから絵を選んでもらいました
『モイモイとキーリー』(作 みうらし~まる)
あかちゃんが持つトゲトゲやチクチクなどの言葉のイメージを、実験をもとにイラスト化してできた絵本です。あかちゃんがイメージする「モイモイ」と「キーリー」がオノマトペの世界を旅していきます。

◆監修者メッセージ
あかちゃんの研究をしていると、「あかちゃんって明るい色が好きなんですよね?」とか「丸い形が好きですよね?」とかいった質問をよくされます。しかし、あかちゃんは大人が思っているほど単純ではありません。
大人が思うあかちゃんの「好き」は、あかちゃんにとって「嫌い」かもしれません。
あかちゃん学絵本プロジェクトは「あかちゃんの立場」を尊重して、あかちゃんが本当に「好きな」絵本を作ることがもくろみです。

【東京大学 開 一夫 教授 プロフィール 】
東京大学大学院総合文化研究科広域システム科学系教授。「あかちゃん学」を専門とし、東京大学あかちゃんラボを運営。あかちゃんが本当に好きな絵本を作りたいと本書を企画。乳幼児も「正義の味方」を応援することを明らかにするなど、ユニークな研究を行っている。著書に、『日曜ピアジェ赤ちゃん学のすすめ』(岩波書店、2006)、『赤ちゃんの不思議』(岩波書店、2011) などがある。

【東京大学 あかちゃんラボとは】
あかちゃんラボでは、あかちゃんが発達していく過程で必要不可欠な能力、たとえば感情・コミュニケーション能力・テレビやロボットに対する理解・「自分」と「他人」についての理解などがどのように獲得され、発達していくのかを科学的に調査しています。調査では主に、あかちゃんの行動・視線の動き・脳波・脳の血流量の変化などを測定しています。

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